2025/05/02 12:30


本物の桜で革を染めるなんて素敵すぎませんか?
いつか作ってみたいと思っていた桜染めのお財布がついに完成致しました。

市場では桜染めの布製品はよく見かけるのに、桜染めの革製品は見かけませんよね。
なぜかというと天然の革は天然染料による色味や品質を安定させるのが非常に難しいからなんです。
また、桜のエキスを抽出する作業にも、ものすごく手間とコストがかかるようなのです。

手間がかかり品質も安定しないとなると、なかなか手を出す企業さんもおらず、結果的に革職人さんも作らないという流れのようです。
そんな中、創業80年を超える浅草のタンナーさんが日本で唯一桜染めレザーにチャレンジされていたので、商談させていただきいろいろ詳細を聞いた上で発注させていただきました。
(過去に作られていたタンナーさんは他にもありましたが、現在は作られていないとのことでした。)

桜染めの革は色を安定させるために何度も染料を重ねて染めているので、温かみがあってこっくりした愛らしいピンク色をしています。

草木染め界隈では有名な染め師の方に手作業で丁寧に染めていただき、
上がってきた革を見てとても可愛い本物の桜ピンク色に胸がドキドキしました!

桜のパワーが閉じ込められているかのような優しい深みと表情のある色なんです。

日本の職人さんに丁寧に仕立てていただいたのはコンパクトなレターウォレット。
桜染めのピンク色にぴったりのかわいらしいお財布が完成しました。
手のひらサイズで、軽やかにお出かけしたい方にちょうどいいサイズ感です。

また、革で無駄の出ないように小さなパーツでジュエリーケースをお仕立てしました。
(販売する場合は4000円ほどのお品です)
この度予約特典でプレゼントさせていただきます。


持っているだけで桜のパワーに守られて幸せになれそうな可愛いお財布を是非手にとってみてくださいませ。